製品技術
先端技術を結集した独自の製造プロセスにより、
高純度・高品質の「レア・アース」製品は生産されます。
レアアースの分離精製には高度な技術が必要になりますが、信越化学では1961年からレアアースの研究を開始し、溶媒抽出法(※1)を用いてレアアースの分離精製を行っております。この当時普及が始まったカラーテレビに使用されたことが、今日の信越化学のレアアース事業の基礎です。1971年にパイロットプラントを立ち上げ、1987年より今日に至るまで大型プラント(当時の日経先端事業所賞受賞)を稼働しております。
※1 溶媒抽出法:希土類溶液と有機溶媒(水に溶けません)を混合接触させることで、希土類元素ごとにわずかに異なる水相と有機相への分配差を利用して分離を行っております。
信越レア・アース酸化物の製造工程




各種分析装置を取り揃えています。

ICP発光分光分析装置

グロー放電質量分析装置(GDMS)

透過電子顕微鏡(TEM)